ドラマ「ビター・ブラッド」の動画が1話から無料で視聴できる配信サービス

『ビター・ブラッド』の見どころは、何と言っても佐藤健と渡部篤郎の親子バディーがコミカルに、そして熱く描かれているところです。
二人とも本当にカッコイイ！こんな美男子親子、いますかねぇ！？しかも刑事だなんて…ツッコミどころゼロですね！
ふたりは絶縁になっていた親子だったけれど、‟刑事”が縁で出会うんです。
ドラマって感じもしますが、最初、佐藤健は嫌々ながらも渡部篤郎とバディーを組みギクシャクするのですが、ノリのいいユニークな父親から職務を通じ「刑事とは」といった事をいろいろ学んでいく。
じわじわと親子の絆を結んでいくんですよね。そこが最大の見どころではないでしょうか。
また、周りの刑事仲間もいい味だしてます。ベテラン枠の吹越満や高橋克実。中堅の田中哲司に、口臭い役の皆川猿時なんか本当に面白かったです。この人、いつも個性的な役が多い気がします。
紅一点の忽那汐里は、想像通りストーリーの核に触れていくのですが、私は佐藤健と恋愛に発展するのかな！？と期待していたのですが、ふたりは結局どうなったのでしょうか？
親子刑事って、ありそうで無い設定だったので、私は楽しく観ることができました。
大人気の佐藤健ですから、この作品を観て、さらにファンになる人が増えそうな気がします。

長年距離を置いていた正反対のタイプの親子が久しぶりに再会し、刑事としてバディを組んで事件を解決に導いていく様子が面白い作品です。
佐藤健さんが演じられている佐原夏輝は正義感が強くて曲がったことが嫌いな性格に好感を持てますが、その正義感があるがゆえの行動に時にはハラハラさせられました。
渡部篤郎さんが演じられた夏輝の父親である島尾明村は基本的には軽くてお調子者ですが、いざという時には頼りになってかっこよかったです。
初めは反発し合っていた二人が、少しずつ良いコンビネーションを繰り広げていく様子にワクワクさせられました。離婚していたということもあり島尾は全然父親っぽくないと思っていましたが、息子の夏輝を心配する姿を見て本当はとても大切に思っていることが伝わってきました。
同僚から島尾が「ジェントル」、夏輝が「ジュニア」と呼ばれている点も好きで、島尾の口癖が夏輝に移るのも微笑ましかったです。
同僚たちも個性豊かで一人一人のキャラクターの濃さが面白くて、全員で夏輝のことを可愛がってくれていて素敵なチームだと思いました。笑ってしまうシーンも多いですが、アクションシーンはかっこよくて見入ってしまうのでバランスの良さを楽しめた作品です。

同じ職場に離婚した父親がいて「ジュニア」と呼ばれたり、ジャケットの羽織り方とか細かいところが似ていたりするのって、正直、嬉しいと思う男性はどれくらいいるのでしょうか。
しかも父親は「ジェントル」なんて呼ばれているときたら、主人公の夏輝でなくとも大概の男性はうんざりする気がします。そんな感情をうまく織り交ぜたバディもののドラマです。
原作は雫石脩介さんだから、刑事のバディものといっても、ヒューマンな要素が多く、結局は親子の和解のドラマと言った方が正しいように思います。男は仕事を通して理解し合うみたいなところに好き嫌いが出るかもしれませんが、難しい事は抜きに親子のドタバタコメディだと思えばより楽しめると思います。
もちろん雫石さんの原作ですから事件パートはシリアスで、しっかりとした刑事ものになっているので、サスペンス好きにも楽しめます。父親のジェントルを演じたのが渡部篤郎さんです。
まさにジェントルな雰囲気なのですが、ちょっとチャラさがあって、それがまた夏輝がイラつく原因になるところがうまいですね。
夏輝を演じたのは佐藤健さん。そして味があるのは同僚の刑事たちで、吹越満さん、田中哲司さん、高橋克実さんと、個性派のベテラン脇役陣が固めています。そんなバイプレイヤーたちの巧みな芝居を堪能できるのもこのドラマの魅力です。

このドラマは、佐藤健さん演じる新米刑事と、渡部篤郎さん演じるベテラン刑事コンビの活躍を面白おかしく、時にシリアスな展開で進んでいく刑事ドラマです。
実はこの二人は実の親子。事情により渡部さんは離婚され一緒には住んではおらず、最初はギクシャクしていた仲間・親子関係だったのですが、同じ仲間として事件を解明していくうちに、再び絆が生まれるという温かい家族のドラマでもあります。
印象的なのが、一話の最初のシーンです。二人であるものを追いかけ、はさみうちにし、見事捕獲するわけですが、それがなんと犯人ではなく「行方不明」の捜索願がでていた「猫」。
しかも渡部さん演じる父親刑事は大の猫が苦手。そのドタバタ捕り物から物語が始まります。さらに二人の同僚として若い女性刑事も登場するわけですが、最初は佐藤さん演じる新米刑事が頼りなく、少々冷たくあしらっているのですが、仲間として一緒に数々の事件を解決していくうちに、徐々に二人の間に「恋」らしきものが芽生える恋愛ドラマの要素もあります。
また着ているスーツもこのドラマの見所のひとつです。渡部さん演じる父親は、アルマーニなどのブランド一色、一方佐藤さん演じる息子は、つるし売りのスーツ。回が進むと佐藤さんのスーツがだめになるのですが、そのときに渡部さんがブランドのスーツをプレゼント。
最初は仲の悪い親子ですから、意地でも着ない佐藤さんでしたが、徐々に打ち解けていき、そのスーツを着て捜査に挑む、なんて場面もありとにかく見所満載の楽しいドラマです。