ドラマ「美女か野獣」の動画が1話から無料で視聴できる配信サービス

みどころは松嶋菜々子さん演じる鷹宮真が東大卒の番組チーフプロデューサー役を演じていることです。
しかもハーバード大学院に留学し、アメリカの大手のネットワークで記者をしていた経歴もあるというスーパーウーマンです。
ヘッドハンティングされて日本のテレビ局のチーフプロデューサーとして契約しますが、なんと大学時代の元恋人と再会します。その相手が福山雅治さん演じる永瀬洋海です。まさに「美女とイケメン」です。
しかし洋海は誤解からちょっと左遷気味の異動でしたね。真は視聴率至上主義なので視聴率のためならどんなことも厭わない女性でした。
もし今あんなチーフプロデューサーが本当に実在するとすればちょっと問題ですが、当時なら大丈夫だったのでしょう。しかし、自分の父親が大臣の不正に関わっていたと知った時の真は苦悩しつつ、その真相をきちんと報道しました。強い女性だと感心しました。
私は深浦加奈子さんのファンだったのでこのドラマを楽しみにしていた記憶が甦りました。素敵な女優さんでしたが若くしてお亡くなりになりました。
児玉清さんも素敵でしたね。後に「龍馬伝」で福山雅治さんと父子役を演じました。深浦さん、児玉さんをもう一度感じるためにこのドラマを再度観たいです。

松嶋菜々子さんがとてもきれいで、スーツ姿が似あっていてカッコ良かったです。視聴率徹底主義で視聴率のためなら、どんな手段も使うやり手のチーフプロデューサーを熱演していて、とても良かったと思いました。
福山雅治さんが、女性大好き、お酒もギャンブルも好きなチャラチャラした永瀬洋海を、熱演していてとても良かったと思いました。外見とは違い、根は真面目でまわりからの信頼が暑く、いつもはおちゃらけているけれど、裏では真のために必死に動いている姿はほんとにカッコ良かったです。
白石美帆さんが、現役大学生お天気キャスターを自然体で熱演していて、とても可愛いかったです。普段はおっとりしているけれど、ここぞという時の行動力がすごくてギャップが良かったと思いました。
とにかく初々しい白石美帆さんの姿が見所です。真が政界の大物の父親に取材した時に「大切にしているものは何か？」と問われた父親が「信頼だ」と答えるシーンが、とても胸に刺さって自分の信念は何だろうと考えさせられました。真と洋海の掛け合いが、とても面白くてけんかしているようだけど、じゃれあっているようで微笑ましかったです。
スカパラのスタイリッシュな音楽が、ドラマにマッチしてたいて、とても良かったと思いました。最後に真と洋海が復縁して、ほんとに良かったです。

松嶋菜々子と福山雅治が繰り広げる、テレビ局の報道局でのお仕事ドラマ。
とにかく、松嶋菜々子さんが美しく、かっこいい！役柄がニュース番組のチーフプロデューサーで、冷静で大胆で仕事のためなら手段を選ばないようなバリキャリ。名前が「真」と言い、名前の通り一本筋が通ったような気が強い女性を演じている。だけど、男勝りでは決してなく、女らしく美しい。
松嶋さんの美貌も役柄にハマっているが、真らしさを出すため、少し早口で落ち着いた話し方をしたり、常にスーツで腕を組んでいたり、全身全霊で真を演じている。福山雅治さんは、チャラチャラしたディレクター役で、真とは対立関係にあるが、実は真の元カレで常に真を助けている。
また、今はなき児玉清さんが番組のアンカー役を務めていて、演技が光っている。役者が揃ったドラマだか、その内容も面白く、仕事での様々なハプニングを解決していく様子も見所だし、真と洋海（福山）の関係がどうなっていくのかも見所である。
完璧な真だが、女の子らしい可愛いエピソードが展開される回もある。それは、洋海に好意を持っているお天気キャスターの白井（白石美帆）が編物に苦戦している時に編物の仕方を教えてあげる回だ。
その時、どうして真が編物が出来る様になったのか真自身によって語られるのだが、その内容が可愛らしくてより真の魅力が増す。松嶋菜々子さんが好きな人は必ず観るべきドラマ。

ドラマ「美女か野獣」は若き頃の福山雅治さんと松嶋菜々子さんのためのドラマと言っても過言ではありません。
最近は俳優さんや女優さんありきのドラマは少なくなりましたが、平成前半にはそういうドラマがたくさんありましたね。
とにかく2人のキャラクターがキラキラしていて眩しかったです。
美女か野獣では元々恋人関係であった2人が、新しい職場で上司と部下として（福山雅治さんが部下！）関わっていきます。
このドラマの福山雅治さんは、普段はやり手プロデューサーで上司でもある松嶋菜々子さんにペコペコしているキャラクターですが、ここぞというときには「オレ様感」を出してともすれば視聴率のために手段を選ばずに間違った方法をとってしまいそうになる松嶋菜々子さんを軌道修正しています。
その切り替えが非常にカッコよく、普段のキャラクターとのギャップで男らしさを感じますね。
その中でも私が一番印象に残っているシーンが、大物政治家のスキャンダルを取るために松嶋菜々子さんが体を売ろうとするシーン。
「あわやピンチ！」というところで福山雅治さんが駆け込んできて、「自分をもっと大切にしろよ！」と叱るシーンですね。
成果のために手法を選ばずに暴走する元彼女を必死に止めようとする男らしさにグッときました。

永瀬洋海と鷹宮真は学生時代からの知り合いだったのですが、社会人になってテレビ局のディレクターとチーフプロデューサーとして再会します。
お互いに憎まれ口を叩きながらもいい番組を作ろうと手を取り合っていく二人の姿に、同士という感じがして、仲間がいるというのは素敵なことだなと思わせてくれます。
洋海は一見するとチャラくて適当にさえ見えてしまうのですが、とても情に厚く、仲間をとても大事にするので後輩や仲間からの信頼も厚いのです。
そんな洋海を、実はうれしそうに見ている真もまた、洋海のことを信じている一人。昔は恋人同士だった二人ですが、テレビ局で同じ番組を担当することになって、お互いに意識はしている様子。
ですが、それが昔のような恋愛感情なのかどうかがはっきりとはわからないので、観ている視聴者もモヤモヤしてしまいます。確かに、大人になってしかも同じ会社の同僚となると、思っている本心も実は言えそうで言えないものです。
ドラマの最後は真がテレビ局を去ることになるのですが、そこでようやく二人はお互いの気持ちを相手に伝えることになるのです。空港でのラストシーンが、大人の恋愛という感じでとても素敵でした。かっこよかったです。