ドラマ「ナースのお仕事」の動画が1話から無料で視聴できる配信サービス

観月ありささんの若さと元気さが最高潮のときのシリーズ。掛け合い役の松下由樹さんもいい味を出しており、このコンビなしででは成功しなかったほど2人の存在感が強く、また魅力が楽しめるドラマです。
新米ナースの観月ありさ、先輩で指導役の松下由樹。後輩を一人前のナースに育てようと様々な工夫や気づかいに悩む松下由樹に対して、あくまであっけらかんとマイペースの観月ありささんに視聴者も突っ込みまくれるドラマです。ときにケンカもしますが、最終的にはかわいい後輩と尊敬できる先輩として2人の絆でさまざまな問題患者や院内のトラブルに挑んでいく様子は、職場ドラマとしてみても励まされる部分があります。
ドラマ自体はコメディ仕立てなので、その解決策が実際の会社業務に役立つとは思えませんが、あきらめない姿勢、柔軟な発想、困ったら相手の立場に立って考え直すといったストーリー構成の芯となる部分は、仕事で疲れたり悩んだりしているサラリーマンにも「もうちょっとがんばるか」と思わせるちょっとした栄養剤のようなリフレッシュ感を与えてくれます。
外科部長の長塚良三も偉い立場にもかかわらずナースたちのペースにタジタジのところもにやりとさせてくれますね。第2部では松下由樹と夫婦役なのですが、夜の営みのまえに「なかよくしようか？」と誘うのは一時期うちでもはやってました。
観月ありさファンなら必見、そうでなくても職場コメディが好きな方にはおすすめのドラマです。

もし今、ナースのお仕事のようなドラマを放送した場合、「看護師の仕事を馬鹿にするなとか」、「医療現場はこんな風じゃない」なんて言う批判がSNSに殺到することでしょう。
特に医療系のドラマの場合、フィクションがフィクションとして通用しなくなってきたような時代が来たと私は感じています。
そういった意味でナースのお仕事と言うドラマは、まだ日本人がいろいろな細かいことに拘らずおおらかであった平成初期から中期までの古きよき日本を象徴するドラマではないかと感じています。
ドラマ・ナースのお仕事での看護師の仕事のシーンは、新米看護師が仕事が全然できずにドタバタの毎日。
実際に医療現場で勤務している私から見ると、「こんなこと絶対ないよ」と笑ってしまうようなシーンの連続です。
正直こんな看護師さん達だらけでは、自分が患者だったら安心して治療を受けることができないなぁなんて思います。
でもそれを「これはドラマなんだからそれでいいよね」と、頭を空っぽにして笑って見ることができた、それが昔の良さだったと思います。
きっと今後そのような風潮はもう訪れないことでしょう。
少しでもふざけたシーンがあれば、それがSNS等で炎上しどんどんお気軽に見れるドラマは減っていくと思っています。
それがいいことなのか悪いことなのか私には分かりませんが、ドラマをドラマとして見れなくなり寂しい世の中になったなぁと感じます。

コメディドラマとしては今のひっ迫感ある医療ドラマよりも、入院病棟での安堵感みたいなものを、健全者も感じることができる、そうした印象を受けました。朝倉いずみ役の観月ありさと、教育係の先輩でもある尾崎翔子役の松下由樹との息の合ったドタバタ劇場が見所だとも思います。
もちろん、病院だからこそ、命の尊さもしっかりストーリーに組み込まれていて、悲しみに寄り添う先輩の姿もあります。また、医療事故の問題にも触れているから、ときにはビンタもするし、シビアな業界だということも知れるドラマです。先輩ナースの尾崎翔子さんが、「朝倉」って声をかければ、朝倉いずみが、「先輩」と反応するシーンは毎回の十八番で好きなシーンです。
コミカルで面白さが全面で、ドジで失敗ばかりだけど、患者さんからは慕われていて、新人ナースの成長過程も楽しめること受け合いです。
シリーズ１では、研修医の水島龍太郎役の岡田浩暉が登場するのだけども、医師になりたい彼が苦手としていて、克服するために奮起するシーンも見物です。毎回、オペシーンで倒れてしまうところ、今の医療ドラマではあり得ないことだけども、医師だって人間だものって言いたくなるし、励ましたくなりました。

観月ありささん扮する新人看護師朝倉いずみが松下由樹さん演じる先輩看護師尾崎翔子をはじめとするたくさんの人々たちとのやりとりを通して、まさしく笑いあり涙ありのお話です。
見所といえば、なんといっても「あーさーくーらー」「せんぱーーーい」を代表とするコメディ的要素を含む部分と、ちゃんとした医療処置、手術シーンといった見てる側も緊張感漂う部分の両方の要素で構成されているところです。
ここがまさしく笑いあり涙ありの1番の理由！今思えば、主演のふたりを筆頭とした出演者の演技力が全体を通してかなり高い物だったのではないか思います。
シリーズが4シーズンある中、その特徴は変わらずにあり続け、その中で主人公朝倉いずみの成長がしっかりと描かれているところはきっと根付いたファンは親心を持ってみ続けていたと思います。
あとシーズンを通しての朝倉と尾崎の恋愛模様も見ものです。個人的には朝倉の恋は小さい波はありましたが、大きな問題もなくよくありがちな若者の恋の一面だったので、それ以上に食いついてしまったのが尾崎の恋愛模様でした。
ドクターから２回もプロポーズを受ける人生なんてあまりないと思うんですよね(笑)
コメディドラマのはじまりはここからだと私は確信しております！ぜひ一度見ていただけたら、その良さが伝わると思います。

看護師の朝倉いずみがとにかく明るくて見ていて楽しいコメディドラマです。
ドジばっかりなのに憎めない人っていますよね？
朝倉はまさにそんなキャラクターなんです。
ナースは人の命を預かる仕事だから、朝倉みたいな人は本当は向いてないのかもしれませんが…。
最終的には患者にも常に好かれており、その過程も見どころの一つです。
辛くて苦しいはずの入院生活も毎日ドタバタと仕事をする朝倉のおかげでより楽しいものに変わっていくんでしょうね。
ナースのお仕事といえばこのセリフです。「あ〜さ〜く〜ら〜！」朝倉は先輩である尾崎翔子にしょっちゅう怒られています。
でも2人はいつしか強い絆で結ばれるようになります。この2人の関係はナースのお仕事の核ともいえる部分です。
医療ドラマなので、時には悲しい別れもあります。朝倉は日々、患者によりそうナースなので、このシーンは涙なしには見れません。
最後に、忘れてはいけないのが朝倉の恋です。朝倉を演じたのは観月ありさです。長身でスタイル抜群な上に美人の朝倉を男性陣が放っておくはずがないですよね。
ナースのお仕事は人気作なのでシリーズとして放送されましたが、朝倉には研修医の彼が必ずできます。私はやっぱり藤木直人演じる高杉健太郎が好きでした。
美男美女で見ていても楽しい初々しい2人の恋に是非注目してみてほしいです。